ホタテの貝殻は資源
ホタテの貝殻はいわゆる「産業廃棄物=ゴミ」です。ホタテ貝のほとんどは身だけをとって出荷し残った貝殻はウロなどが付いたまま廃棄します。ホタテ貝は国内での消費よりも輸出量が多く、ゴミだけが残ります。貝殻をそのまま放置することで増える、害虫や害鳥。積み上げられた貝殻により土壌汚染も見つかり、最終的に毎年15万トン以上も海に捨てられていました。それは海中の生態系にも影響を与えます。618 scallop powderを洗剤と置き換えることで、間接的にこれらの問題解決にもつながります。さらにマイクロプラスチック問題、家庭からの生活排水による水の汚染も大幅に改善します。ホタテの貝殻はゴミではなく、サスティナブルな資源です。
なぜホタテ貝なのか
意外かもしれませんが日本の貝類の出荷量はホタテ貝がダントツ1位です。2020年の農林水産省のデータでは、あわび類669トン、さざえ4,609トン、あさり類4,305トン、ホタテ貝346,013トン、その他の貝類26,807トン。市場には牡蠣パウダーやホッキ貝パウダーもありますが、牡蠣やホッキ貝はその他の貝殻に含まれます。ちなみに牡蠣パウダーで除菌はできません。ホッキ貝パウダーはホタテより洗浄力が高い(=アルカリ数値が高い)ことが特徴ですが、日常生活においてそこまで高いアルカリ数値のものは必要ありません。
618 scallop powderの特徴
618 scallop powderは放射線試験をクリアした貝殻のみを使用しています。製造工場は食品添加物製造業許可を取得しています。パウダーのグレードは最高品質の食品添加物グレード、pH12という強アルカリ性でありながら刺激性は蒸留水以下の安全なパウダーです。
刺激性について
「p H12の強アルカリ水なのに刺激性は蒸留水以下?」
酸やアルカリに反応して火傷のような状態になる事を「化学熱傷」といいます。ですがこれはp Hの高さで起きる現象ではなく、中に含まれる成分によって引き起こすものです。618 scallop powder は水に溶けるとpH12の強アルカリとなりますが、同等のpH12前後を持つ薬品(水酸化Na)のようにタンパク質を溶解させるものとは異なります。除菌はできますが、刺激もなければタンパク変性も一切ありません。食品添加物としてこんにゃくの凝固剤にも使用されています。又、石油系・化学合成の防腐剤・色素・人工香料なども一切入っておりません。お肌のデリケートな方や赤ちゃん・ペットがいるご家庭でも安心してお使い頂けます。
強アルカリ性は危険?
618scallop powderは1Lの水に1gのパウダーを溶かすことで最大pH12の強アルカリ水となります。また、10倍に薄めることでpHが1ずつ下がり、最大pH7(水)まで下がります。強アルカリだから危険と煽る方がいらっしゃいますが「強アルカリ性だから危険」なのではなく、含まれる成分により危険か否かが変わります。ちなみに「こんにゃく」のpHは12です。